火災の恐怖

災害には地震や台風などの自然災害の他に、爆発事故などによる人為的な大規模火災も含まれます。
火災への様々な防災対策が講じられていますが、実際の火災の危険性はどのようなところにあるのでしょうか。
家庭での火災原因の一つにてんぷら油の過熱があります。
てんぷら油は一定以上の温度になると白い煙が出始め、それでも加熱し続けると火が出ます。
火は上部に大きく燃え上がるため、台所の壁などにすぐ引火してしまいます。
この時に絶対にしてはいけないのが、鍋に水をかける行為です。
火をいっぺんに消せるほどの大量の水でない限り、水に油が反応して一層大きく燃え上がるためです。
このような時には市販の消火具でなければ、すぐに鎮火することは難しいでしょう。
普段の防災対策として、消火具は常備しておきましょう。
また最近ではてんぷら油の熱しすぎ防止のため、温度センサーによって自動的に火を止めるコンロもあります。
また建物火災における死因では、火傷の他に一酸化炭素中毒や窒息も大きな割合を占めています。
一酸化炭素は無味・無臭です。
もし鎮火行動に時間がかかってしまった場合、気付かないうちに部屋に充満していたということもあるでしょう。
火災時には鎮火行動も大切ですが、まずは近くの窓を開け空気を入れ替えられるようにすることと、一定時間たっても鎮火の見込みがない場合はすぐに避難することが大切です。
実際に大きな火を見ると、恐怖でパニックになることも少なくありません。
そうならないためにも、防災対策として身近な人と定期的に確認しあうことが大切です。